古くから変わらない、そして変わって欲しくない店がある。
その一つがブータン。
浜松でカレーと言えば誰が何と言おうとブータンだ。
印象的におかれたフォークとスプーン。
「キーマカレー」&「チキンカツ」を注文。
チキンカツは脂身が少なく、トロっとしたカレーソースとご飯のバランスは絶妙だ。
キーマカレーとは、ひき肉を用いて作ったカレー。
「キーマ」は、ヒンディー語やウルドゥー語で「引き裂く」と言う意味だそうだ。
ここのキーマカレーは、タマネギやニンジンなどの野菜をみじん切りにしてひき肉と炒める。
フライパンでカレーを炒める音と、別のフライパンで揚げるチキンカツの香ばしさが
腹ぺこの食欲を刺激する( ̄¬ ̄*)じゅるぅ~
昭和38年創業、浜松最古の路地裏にあるカレー専門店。
店主は25歳での創業だからもう70歳になると言う。
店主の父は、浜松で初めてのコック。
店を任されていた当時の報酬は校長先生くらいだったそうです。
そこのオーナーが亡くなったので、昭和3年に洋食店を開店した人物でもある。
父のカレーと自分のカレーを融合して出来たのがブータンのカレー。
当時はスープの様なご飯にしみこむカレーは受け入れられなかったと話してくれました。
今はスープカレーが流行っているのにね(爆)
食後、絶妙なタイミングで出されるバニラアイスがナイス!
とっても小さいお店だけど、ずっと続けて欲しいお店です。