パスポートを受け取りに訪れた昼下がり。
庁舎前に立つエヴァンゲリオンが、青空を背に堂々と構えていた。
役所という日常の場所に、アニメの世界が溶け込む瞬間。

実は、物語の舞台のひとつ「第3新東京市」は、浜松市の未来像をもとに描かれているとも言われている。
静かな街にそびえる巨大なシルエットは、地域の活力と創造性の象徴でもある。

別の日、夜の打ち合わせで再び市役所へ。
ライトアップされたエヴァンゲリオンが、昼とはまったく違う表情を見せていた。
静かな夜に浮かび上がるその姿は、未来への希望そのもの。
市民の日常の中に、アートと物語が共存する。それが、浜松という街の魅力。
未来へと歩み続けるエネルギーを感じる場所だ。







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