LED照明修理をシャープにギブアップされちゃったので、仮設の照明が食卓を照らしている。
IKEAのペンダントランプも、なかなかかっこ良いから、これでも良いかなと思いつつも、照明は食卓を彩る重要なファクターだから妥協はしたくない。
そこで、真剣に後継機種を決めることにした。
あれから、いろいろな照明を見たり調べたけれでも、PH5と共に候補に残ったのも
それは、同じくルイスポールセンのPHシリーズ PH4/3だった。
Louis Poulsen (ルイスポールセン)PH4/3
PH5より、シンプルなフォルム。
人は24時間周期のリズムで生きており、爽やかな昼の光から暖かみある夕暮れへの光の移ろいに、ゆっくりと順応するようにできている。
家庭での人工照明は、言うなれば黄昏どきの光の状態と調和すべきであり、それは黄昏特有の暖かみある色の光を使うことによって実現可能だ。
夕刻、ほかの部屋はまだ薄明りが残っているような時間に、冷たい蛍光灯がリビングルームで煌々と光っているのは不自然。そして強烈な光は目をくらませ、物の色は正しく再現されず、自然な陰影は生まれない
理想の照明についてポール・ヘニングセンがスウェーデンの新聞に投稿している。
黄昏どきの光との調和こそ、彼が求めた光なのだろう。
PH4/3
1966年の発表以来製造を続けているロング・セラーで、 ポール・ヘニングセンが最後に手掛けたシリーズ。
柔らかい光を下方にたっぷりと集めることを主眼に置いた実用的なデザイン。
いうなれば、対数螺旋を利用したPHシリーズの完成形だね。
ほら、PHシリーズのデザイン
わが家の壁に選んだ間接照明のシェードとも相性バッチリだ(^^)v
そして、ペンダントライトの適正な大きさ(サイズ)を調べよう
1灯で照らすシェードの大きさの目安は、テーブル幅の1/3以上。
うちのテーブルは、直径1200mmの円形
ナラ材で作ってもらったダイニングテーブルだから、400mm以上と言うことか。
それならば、500mmあるPH5が合致する。
あっ、PHは、Paul Henningのイニシャル
続く数字はシェードの大きさを表す。 4は400mm、5は500mm
そして、卓上をしっかりと照らし、テーブルを囲むひとびとの顔を柔らかく美しく照らすためには、卓上60センチの位置に吊り下げてください!だって。
余り低い位置で、上部に光が抜けないと、間が抜けちゃうような気がする。
仮設のIKEAは、全体的に光が抜けているので、空間の雰囲気がとっても良い。
気になる明るさを測定してみると、ちょっと暗い。
まぁ、30wのパナボールだし、他の照明もつかうからいいや。
ランタン生活していた頃に比べれば、雲泥の差だもん。
適正な明るさも調べて、ちゃんとした照明を手に入れないとな。と実感させられた瞬間だ。
やっぱり、デザインに一目ぼれしたシェードに高さのあるPH5にしようと思う。
うん、そう決めた(^^)v
注文するショップや、取り付ける電球など、もっと調べなきゃね。
しかし、ため息の出るほど美しいデザイン。
光の事を知り尽くしたデザイナー、ポール・ヘニングセンによって生み出された芸術品だ。
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