やっと届いた ルイスポールセンPH5 Classic  は暗いのか?

ルイスポールセン PH5 について、調べていると、明るさが足りないという記事に遭遇する。
せっかく買っても、暗くちゃ仕方ないよね。
照明の役割は、対象を照らすこと。
ダイニングでの利用なので、食卓を気持ちよく照らすために購入するのだから。

本当に暗いのだろうか?と調査を重ね考察してみる。

1958年から世界中で愛されてきた PH5 は、1994年に再設計され、光源の下面カバーが金属板からフロストガラスに変更されている。さらに、100wの白熱球が150wに変更されているので、格段に明るくなっていると推測できる。

そして、プロダクトのコンセプトは、グレアフリー思想
直接光源を見せない構造で、ぎらついたまぶしさを排除する。目にやさしい照明を実現することなのだと。

おぉ~~!
下面カバーがフロストガラスの PH5 Classic を選べば、
目にやさしいくて最適な照明を手に入れることができると言うことじゃんね(^^)v


さて・・・・・


Louis Poulsen (ルイスポールセン)PH5 Classic  到着ぅ~~~(^^)v
ρ(*^_^*)ρシャカシャカ ρ(^o^)ρツクチャカ

 

あっちこっち、可能な限り購入ルートを検討したが、流通が少ないのか、どこも渋い価格設定。

そんな中、IDC大塚家具では、ルイスポールセンが20%OFFだって情報が(^^)v
やりぃ~~!
早速交渉開始しようとしたが、浜松には無いじゃんね。
本部に連絡を取り、相談してみると、一番近い名古屋まで取りに行くか、曜日指定で送料5,000円を支払い送付してもらうかになってしまう。

よって、Amazon、楽天、Yahoo! をしらみつぶしに見て、正規品&新品で一番安いお店を探した。もちろん送料もポイントもすべて考慮しての22%OFF (^^)v

 


段ボールを開けるぅ~~!
さすがに丁寧な梱包で、段ボールをゆすってもピクリとも動かない。

 


更に丁寧な梱包は続く。

 


保護材を外すと、まあるいフォルムと鮮やかな朱色!
これこれ、これなんだよね。

 

PHシリーズは、対数螺旋というカーブを採用した複数のシェードと、内部の反射板を精巧に組み合わせた、柔らかい拡散光と反射光が特徴。

シェード全体が効率的に光を反射させることにより、食卓を優しく、そして明るく包み込む。

 

シェードでは、こんな風に光を反射させている。
なんと素晴らしい。

 


そして、PH5は白熱電球を想定してつくられた。

理想の照明の色について

「家庭での人工照明はいうなれば、黄昏どきの光の状態と調和すべきであり、それは、黄昏特有の温かみのある色の光を使うことによって実現可能だ。」

ポール・ヘニングセンは述べている。

 

PH5の内部は太陽の暖かみを持った赤色、反射板は爽やかな空の青色に塗装され、白熱球が発する光を、人が最も穏やかな気持ちになれる爽やかで暖かい光へと生まれ変わらせている。

であるなら、白熱電球に似た光を使わないとヘニングセンが計算した理想的な光を手に入れることはできない。そして、必然的に電球色のLEDをチョイスするのだった。

100w相当のLED 電球色
全光束約 1520lm 消費電力約 14W 1.5倍の広配光タイプ

すばらしい!そして、お手頃だしね(^^)v

 

 


コードがめちゃくちゃ長いとの情報を得ていたので、コードケース
同色を選んでみると、ガイシっぽくて良いかも。

 


コードケースが無いと、テーブルから50㎜(爆)
かろうじて浮く程度。

 


仮設照明での検証で、70㎝程度が良いかなと思っていたが、卓上をしっかりと照らし、テーブルを囲むひとびとの顔を柔らかく美しく照らすためには、卓上60㎝の位置に吊り下げてください!って。

コードケースのおかげで、いつでも長さを変えることが出来るから、メーカー推奨の高さで使ってみるか。

 


おぉ~~、光をつけると、さすがにカッコいい。
壁に設置してある間接照明とのコラボが良いだろ( ̄ー ̄)ニヤリ

 

さて、ここからが問題です。
PH5 で、適度な明るさを確保できるか検証してみよう。

明るい暗いは、場所により用途により、また個人差によりまちまち。
そこで、感じではなく、照度計を使って調べることにした。

 

文部科学省の「学校環境衛生の基準」
・教室内照度の下限値は300ルクス
・勉強に必要なのは500ルクス以上

JIS照度基準(一般の製造工場)
・目視作業を行う場合は500ルクス

つまり、読み書きしたり目視で作業するのには、500ルクス以上の明るさが必要だということになる。

ちなみに、
・日没時(黄昏どき)は、200ルクス程度
・古いPH5で60㎝の測定値(下面カバー金属板、白熱灯100w)は、270ルクス
・食事に必要なのは300ルクス以上
・編み物の時は1,000ルクス程度

本ミッションのKPIは、500ルクス以上としよう。
編み物は部屋でやってもらえばいいもんね(爆)

 


他の照明を消して、PH5 Classic + 100w相当のLED電球のみで測定する。

 


テーブル面より60cmに吊り下げたときの照度 700ルクスオーバー!
ρ(*^_^*)ρシャカシャカ ρ(^o^)ρツクチャカ

軽々と基準クリア(^^)v

PH5 Classic + 100w相当のLED電球の組み合わせで、明るさに全く問題ないことが確認できた。 と、言うか明るすぎるかも。

実際に推奨される60cmの高さでしばらく暮らしてみて、わが家の空間に最適な高さを探るとしよう。

 

 

これを設計したポール・ヘニングセンは、しっかりと陰影までデザインしていて、まさに空間の魔術師だね。

ホンモノを買って良かったと実感した瞬間でした(^^)v

 

 

 

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