たまには贅沢に、白千代香で前割り焼酎を飲んでみるか。
いつもの黒もんではなく、桐箱に入った白千代香を引っ張り出し観賞する。
繊細な貫入。やわらかな乳白色の地肌。金彩と花の絵付け。
細やかな草花文様が施され、金の縁取りが静かに光る。
なんと美しい!この上品な美術陶器で前割り焼酎( ̄¬ ̄*)じゅるぅ~

さて、お味は・・・・・

使い初めに煮沸消毒

赤霧島を6:4で仕込む。

まぐろとアジの刺身盛り。

白千代香から盃へ、透明な前割り焼酎が流れる。
前割り焼酎は、時間がつくる味。焼酎6に水4。前もって割り、数日寝かせる。
それだけで角が取れ、丸みが生まれる。

花模様の盃を手に。ひと口含むと、丸い甘み。そして、喉をすっと通る軽やかさ。
これが前割り焼酎の力。
白千代香は、焼酎文化の象徴。薩摩の知恵と美意識が宿る器。
たまには桐箱を開け、観賞し、火を入れ、静かに注ぐ。
酒器を超えた美術陶器での前割り焼酎。それは、暮らしに取り戻した贅沢な時間だった。


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