MINIの0→400m加速は15.2秒!

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MINIの中で一番ホットなモデルが「クーパーS」
エンジンは、従来のスーパーチャージャーからツインスクロールターボに変更された。
カーグラフィックでテストが実施され、0→400m加速は15.2秒!
最高速は233km/h(スピードリミッター作動の可能性あり)だ。
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( ̄ー ̄)ニヤリッ
俺のモンスターMINI Cooper-Sと勝負するかぁ?


MINIの日本での人気は衰えていない。
日本では2002年の3月2日(ミニの日)に発売され、同年に1万24台を販売。2005年の1万3602台まで右肩上がりでのび、モデル末期となった2006年でも1万3184台を記録した。
思うに、まだまだ売れるであろう従来型MINIだが、そんななか、フルモデルチェンジされた新型に課せられた課題は「衝突時の歩行者保護」と「環境(燃費)対策)」である。先代よりのびた全長が、新エンジンの搭載と衝突時のスペース確保という意味を持っているわけである。
エクステリアはごらんのとおり、先代と見分けがつかないほど。「フロントのウインカーランプがヘッドライト内に収まった」「テールランプ、リアフォグランプの形状が違う」など識別点は微少。
インテリアも巨大なセンタースピードメーターや、トグルスイッチなど、オリジナルMINIのアイコンがひたすら踏襲された。
ヒルアシストは新たに備わった機能。上り坂などでブレーキペダルから足を離してもおよそ2秒間車両を制止させるシステムだ。
女性にも人気の高いMINIだけに、坂道発進を苦手とするドライバーにはうれしいところだろう。
なんといってもこちらは新たに採用された1.6リッター+ツインスクロールターボユニットが見所。タービンに2ヶ所から排圧を導入することで、低回転からのレスポンスも確保するという仕組みで、最大トルクである24.5kgmを1600rpmから発生する。幅広いトルクバンドは怠惰なシフト操作も受け入れてくれ、ボディを楽々と引っ張っていく。
なお、カタログ燃費がNAユニットよりも良好という点も見逃せない。
クーパーSには標準でスポーツサスペンションが採用される。さらに試乗車には17インチのランフラットタイヤ(オプション)が装着されていた。それでも乗り心地はさして悪くはない。強引にフラットな姿勢に戻すようなダンピングではなく、ボディをやわらかく動かして足下でショックを収めるイメージだ。
ハンドリングに関してはクーパーとほぼ同様な印象。
総じて、新型はまさに正常進化。良くなってほしいところが良くなったといえる。
ただ心配なのは、実際にMINIを買う人たちは指名買いが多そうなので、そこを気にするのかどうか……。新型だってわからないで買う人もでてきそうだ。

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