創業慶長2年(1597)の小島醸造に寄ってみる。
目的は、尾張最古の銘酒で、徳川家康も好んで飲んだと伝われる忍冬酒(にんとうしゅ)
忍冬酒はスイカズラの葉と茎を米こうじや焼酎などに漬け込み、エキスを抽出した酒で、昔から不老長寿の酒として珍重されていた。また、疲労回復に効果が大きく、解毒作用もあるので、腫れ物などができやすい人、 冷え症やむくみのある人などに重宝されている。
ウィスキーに甘みを加えたような味わいの忍冬酒( ̄¬ ̄*)じゅるぅ~
さて、お味は・・・・
歴史を感じる外観
店内も渋い。
訪れたときは、改装中だった。
趣のある土壁は、弁柄
特長は自然な甘さと上品な琥珀(こはく)色。
ストレートが基本的な飲み方で、一口含むと、独特の香りが鼻をくすぐり、ほのかな甘さが口の中に広がる。
家康が浜松城に居を移した1570年ごろから、浜松でも造られ始め、健康のために愛飲していたとされるが、戦後の物資不足をきっかけに生産が途絶えた。
かつては浜松名産として全国に知れ渡り、広辞苑にも記載されていたという逸品なのだ。
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