山の合間から西日が差し込むタイミングを見計らい、東海道五十三次の日坂宿 旧旅籠川坂屋へ行ってきた。
前回知った松竹梅の欄間に仕込まれた江戸の粋を確認したくてね。
施設の閉店間際ながら、まだ大丈夫ですよと快く案内してもらえた。
人情はいまだ健在だね。
山の合間から西日が差し込むと、綺麗な影絵が(‾ー‾)ニヤリッ
さて・・・・
身分の高い武士や公家などが宿泊した格の高い脇本陣格だった
この細工から芸術が生まれる。
室内からは見えない欄間内側に浮かび上がった。
「おっ、気が付いたかい」と、棟梁のほくそ笑む姿に思いをはせる。
掛川藩が掛川偕楽園を造ったときの茶室の床柱
そして、まぼろしの葛壁
ずっと受け継いでほしい技術がそこにあった。