日本中にある青の洞窟で、身近なのは西伊豆の堂ヶ島の天窓洞。
行きたい行きたいと思いながら、その機会がなく、今回、意を決して行ってみた。
西伊豆の堂ヶ島は、狭い湾が複雑に入り組んだリアス式海岸が続く景勝地。
天窓洞は岩が波に侵食されてできた洞窟で、
天井がぽっかりと抜け落ち、そこから日光がさんさんと差し込んでくる。
さて・・・・
乗船権を買い、遊覧船乗り場。
あいにくの曇天。
外が良く見える船で、出航!
良い感じに船は進んでゆく。
リアス式海岸の美しさから「伊豆の松島」と称される堂ヶ島
火山灰や火山砂が堆積してできた凝灰岩が、独特のゴツゴツとした地形を形作っている。
いよいよ洞窟に入る。
すると、天井が丸く抜け落ちて、洞窟内に光が射しこんでくる。
これが天然記念物。
光が屈折して青く見えるから、青の洞窟なのだ。
この天窓洞は、堂ヶ島遊歩道のコース上にあり上からも見ることができる。
与謝野晶子の短歌
「堂ヶ島 天窓洞の 天窓を 光てくだる 春の雨かな」
晴れた日にもう一回来たい。