大仁で新鮮な海の幸をお腹いっぱい味わった後、さらに南へと車を走らせた 。目指すのは、中伊豆の静かな山間に佇む温泉街、修善寺 。
普段のドライブでは、つい通り過ぎてしまいがちなこの場所。しかし今回は、この歴史ある美しい街をじっくりと歩いてみることに決めた 。
桂川を中心に広がる温泉街は、どこか京都の嵐山を思わせ、しっとりとした情緒を漂わせている 。

青々としたもみじの葉が額縁のように囲む、誇らしげな「修禅寺」の看板。

日枝神社の入り口に立つ石造りの鳥居。周囲の深い緑と調和した、神聖な祈りの場所。

ここは、かつて修禅寺の守護神として建てられた、歴史ある古社。

樹齢約800年を誇る「夫婦杉」の案内板。その不思議な成り立ちが、分かりやすい文字で記されている。

天に向かってまっすぐに伸びる夫婦杉の2本の太い幹。寄り添うように立ち並ぶ、神聖な姿。

日枝神社での参拝を終え、すぐ隣の修禅寺へと足を運んだ 。弘法大師(空海)によって開かれたと伝わるこの寺院は、1200年以上の歴史を持ち、源氏の悲しい物語の舞台としても知られている 。

山門の木製の梁や天井。かつてここを訪れた大勢の旅人たちが残していった、無数の千社札。

精巧な龍の彫刻が施された手水舎。温泉の街らしく、温かいお湯が湧き出ている。

深い緑の山と美しい日本庭園に包まれた、修禅寺の本堂。静けさと品格に満ちた素晴らしい光景。

しっかりとお参りをした。

本堂横には、達磨の石像

次に向かったのが、温泉街のメインスポットとも言える「竹林の小径」 。桂川沿いに整備された散策路は、まるで日常の世界から切り離されたような、緑のトンネル 。

石畳の道の両側を埋め尽くすように、高く真っすぐな竹がそびえ立っている 。見上げれば、竹の葉が青い空を優しく包み込み、心地よい風が吹くたびに「サラサラ」と涼しげな音が降ってくる 。

中央の円形ベンチ寝ころび上を見る。

目を閉じて、風と水のせせらぎに耳を傾ける 。旅の途中にこのような、何もしない贅沢な時間を過ごすことこそが、本当の癒しなのかもしれない。

竹林にかかる赤い橋も風情があっていい。
修善寺の素晴らしい歴史と自然に触れ、大満足のまま車へと戻った。
今夜のお膳に並ぶ極上の金目鯛と美味しいお酒が、私たちの到着を静かに待っている。
今回の散策ルート(所要時間:約1時間)
1 日枝神社 樹齢800年の夫婦杉。静寂な森の中に佇む隠れたパワースポット
2 修禅寺 弘法大師ゆかりの名刹。温泉の出る手水舎や、荘厳な本堂で参拝
3 竹林の小径 桂川沿いの竹林散歩。中央の円形ベンチで寝転がって見上げる空は最高
修善寺温泉街の基本情報
- 住所: 静岡県伊豆市修善寺
- 駐車場: 温泉街周辺に有料駐車場が多数あり(1日約500円〜1,000円)
- 料金: 境内・散策路はすべて入場無料



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