お肉で大好きな豚バラ肉
脂身の甘さが真骨頂だよね。
ところが、低温調理時間を考えるとき、厄介なのがその脂身!
60℃~65℃をキープすればしっとりとした美味しいお肉が味わえるが、
大好物のコラーゲン(脂身)は、70℃以上でゼラチン化が進みやすい。
それじゃ、アクチンが変成してパサパサになっちゃうじゃんねぇ(;^_^A アセアセ…
試行錯誤しながら、64.5℃で5時間の低温調理( ̄¬ ̄*)じゅるぅ~
さて・・・・
豚バラブロックを味噌だれに一晩漬け込んでみた。
肉の構成要素は・・・
1.水分:約50~70%
2.筋肉タンパク質:約24~36%
(1)ミオシン・・・50℃
(2)アクチン・・・65℃
(3)コラーゲン・・68℃
3.脂質:約5~20%
4.その他:炭水化物類、ビタミン類など
美味しく調理するコツは、筋肉たんぱく質を制御すること。
具体的には、ミオシンを変成させ、アクチンを変成させない温度を保持する。
ミオシンが変成すると肉に弾力が出て咀嚼しやすくなり、旨味を感じる。一方、アクチンが変成すると、肉の水分が抜けて、色が変わり硬くパサパサになってしまう。
殺菌まで考慮すると、60℃から65℃の間をキープすれば良い。
ところが、コラーゲンは70℃以上でゼラチン化が進みやすいとされている。
それでは65℃以上で、アクチンが変成してしまう。
アクチンが変成しないぎりぎりの温度を保ち、ちょっと時間をかけてみることにした。
最終的には炭で焼き上げるからね
肉が固い原因は2つ
一、アクチンが変性しきって収縮し硬くなる。
二、コラーゲンが溶けていなくて硬い。
うぅ~~ん、低温調理は奥が深いねぇ!
今日のトライ、美味しくできるといいな(‾ー‾)ニヤリッ
コメント
低温料理?
中でジックリ火を通すには、難しい素材ですね?
完成はお昼ですか…ジュル~?
BBQ日和で良かったですね?