山崎、白州など、日本ウイスキーが高騰している。
熟成期間の長い樽のストックが無くなっちゃうからなのさ。
そんな中、2016年に工場が完成した静岡市初のウイスキー蒸留所
オクシズのガイアフロー静岡蒸溜所に行ってきた。
小規模ながら本格的な設備を有しているガイアフロー静岡蒸溜所は、世界で唯一となる薪で蒸溜しウイスキーを作る蒸留所!
スコッチの本場 スコットランドの法律で、3年以上の熟成が条件とされるため、シングルモルトSHIZUOKA が飲めるのは、3年が経過した今年から(^^)v
薪で蒸留したシングルモルトウイスキーどんなかな( ̄¬ ̄*)じゅるぅ~

さて・・・・・

オクシズの木をふんだんに使った蒸留所
カッコいいじゃん。

見学は予約制

オーナーになっちゃうぞ(爆)

見たことのないスコッチがたくさん。

これらも試飲できちゃう。

スタンドテーブルもおしゃれだ。

造形がおもしろい。

発酵槽は8つ。
4槽は、アメリカ産の松、残りは静岡市産の杉を使った発酵槽
また使用していないが、優しい味になるんじゃないかと期待してた。

下からのぞいてみる。

上からみる発酵槽
木の迫力に圧倒される。

ウイスキーの原料は、大麦麦芽・酵母・水のたった3つ。
シンプルだからこそ、思い入れの差がでるのだろう。

ポーティアス社製のモルトミルは、軽井沢蒸溜所より移設

粉砕前のモルトをモルトミルにかける。
詳しくは忘れちゃったが、30% 60% 10% の割合が味に大きく影響するらしい。
クラシカルな機械の調整が難しそうだな(-。-) ボソッ

麦汁を作る糖化槽

発酵についての説明を受ける。
乳酸発酵とアルコール発酵があるんだって。
オクシズだけに、奥深いぞ!

ヨーグルトのような酸味 泡ブクブク

麦汁に酵母を加えて発酵させる。
すると麦汁の糖を分解して、アルコールができる。

スコッチの本場・スコットランドのフォーサイス社の手による、薪の直火を使った蒸溜機(^^)v
発酵終了後の麦汁「もろみ(ウォッシュ)」
この もろみ を蒸溜して、濃度の高いアルコールを作り出す。

なんかこの仕事かっこいい!
完全防備だぜ。

2012年に閉鎖となった軽井沢蒸溜所のポットスチル

メカニカルでこういうの大好き(^^)v

濁り成分が無くなり透明度の高いクリアな原酒が出来上がると、上下を切って中どりをする。
さて、どこから切るでしょう!
まったくわからなかった(爆)

薪もオクシズのもの。

熟成蔵

蒸溜されたウイスキーは、バーボン樽で熟成される。
おぉ~~、それじゃメーカーズマークの樽で熟成させてほしい。

100万円超の樽と、30万円ほどの樽
容量の差で価格が違う。

そして、最低でも3年 じっと我慢

いよいよ試飲(^^)v
発芽させた大麦を乾燥させて成長を止めたものがモルト
乾燥させる燃料に泥炭(ピート)を使用することにより、独特のスモーキーフレーバーが生まれる。

熟成1年半以上のアンピ―テッドと2年以上熟成したピーテッド

試飲した2年熟成のピーテッドは、口の中がBBQ(爆)
もっと時を経れば穏やかになるのだろうか。
アンピ―テッドからは、バニラのような香りが感じられる。

早く出来上がると良いね。

とっても楽しい蒸留所見学でした(^^)v
■ガイアフロー静岡蒸溜所
054-292-2555
静岡県静岡市葵区落合555番地
ガイアフロー静岡蒸留所 (その他 / 古庄)
昼総合点★★★☆☆ 3.0













コメント