ふるさとは遠きにありて思ふもの・・・で知られる室生犀星の生家跡に建つ記念館。
何種類もの庭の苔が、イキイキしていて見ごたえ十分。
家屋も庭もご自分で手の入れられる広さにこだわったのだろう。
庭から設計したと言われる庭の飛び石と苔が印象的。
この家では、川端康成、志賀直哉ら多くの作家と交流があった。
古民家の廃材を利用して建てられた離れ。
犀星が自ら設計したもので、堀辰雄、津村信夫、立原道造、川端康成、志賀直哉ら多くの作家と交流した。
後輩たちが集まる家、人柄がしのばれる。
終の棲家と言うのがぴったり。
母屋も思いのほかコンパクト。
ご近所の生け花の先生が、地元のお花を活けてくれているそうだ。
変わった苔は、川端康成に分けてもらったそうだ。
この木がまたカッコいい。
凛とした素晴らしい建物、そして苔の庭だった。
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