ふるさとは遠きにありて思ふもの・・軽井沢 室生犀星記念館

ふるさとは遠きにありて思ふもの・・・で知られる室生犀星の生家跡に建つ記念館。
何種類もの庭の苔が、イキイキしていて見ごたえ十分。

家屋も庭もご自分で手の入れられる広さにこだわったのだろう。
庭から設計したと言われる庭の飛び石と苔が印象的。

この家では、川端康成、志賀直哉ら多くの作家と交流があった。

古民家の廃材を利用して建てられた離れ。
犀星が自ら設計したもので、堀辰雄、津村信夫、立原道造、川端康成、志賀直哉ら多くの作家と交流した。

後輩たちが集まる家、人柄がしのばれる。
終の棲家と言うのがぴったり。

母屋も思いのほかコンパクト。
ご近所の生け花の先生が、地元のお花を活けてくれているそうだ。

変わった苔は、川端康成に分けてもらったそうだ。

この木がまたカッコいい。

凛とした素晴らしい建物、そして苔の庭だった。

●室生犀星記念館
0267-45-8695(教育委員会文化振興係)
北佐久郡軽井沢町大字軽井沢979-3

コメント

タイトルとURLをコピーしました