そば処住よしで味わう ゆきのまゆ 柱焼酎仕込と磯おろしそば

恒例のMonday住よし会。
今月は、あっちこっちで飲み会があったので、月末の開催となった。

あの、落ち着いた空間で、全国の地酒とともに滋味あふれる料理を楽しもう。

6種類の日本酒をコンプリートすると、ご褒美で飲める隠し酒にありつける。
それが、江戸時代の手法で醸した ゆきのまゆ 柱焼酎仕込( ̄¬ ̄*)じゅるぅ~

さて、お味は・・・・・

先ずはビールで乾杯!

やわらかイカの唐揚げ

最初の銘柄は、ほうらいせん 純米吟醸(愛知・関谷醸造)
すっきりとした香りとやわらかな口当たりが印象的で、揚げたての衣の香ばしさと、ふんわりとしたイカの甘みが、ほうらいせんの優しい吟醸香と見事に調和した。

山形産えだまめ。だだちゃ豆かと思って期待したが、普通の枝豆だった。

二銘柄目は、金色のしずく 純米酒(石川・福光屋)
石川県では定番とされている純米酒。お米と水だけの自然な造りでたっぷりとした旨味があり、どのような料理とも相性抜群なのだと。

豚タンの黒こしょう焼き

続いて、越後の甘口 純米酒(新潟)
やや濃醇ながら、優しい甘みが後を引く。そばがきとともに味わうと、穏やかな余韻がさらに深まる。

マグロの切り身ピリ辛煮
酒の甘みが、マグロの濃厚な旨味と辛味をやさしく包み、余韻を深くしてくれる。

さらに、会津ほまれ 辛口吟醸酒(福島)
一気にキリッと引き締まる辛口の一本。香りは控えめ、食中酒として万能。

冷やしとうがんの煮物

紀土(きっど)純米吟醸(和歌山)
華やかな香りと丸みある味わい。とうがんの冷たくやさしい出汁の味わいが、紀土のふくよかさと響き合い、涼やかな印象を残した。

鮭のはらみ炙り
はらみと言うより、しっかりとした身の鮭が来た。

雨後の月 辛口純米酒(広島)
シャープな口当たりと透明感のある味わいは、鮭のはらみ炙りとの相性が抜群。脂の乗った鮭を引き締めつつ、酒の旨味もより明確になるような組み合わせだった。

ゆきのまゆ 柱焼酎仕込(新潟)
柱焼酎とは、江戸時代に行われていたという日本酒の製造方法で、焼酎を日本酒に加えて品質の安定や香り・甘みの添加を行う。まさに、日本酒の中に品質の柱として焼酎を入れるというもの。

焼酎由来のコクと香ばしさが共存する個性派の一本。

これに合わせたのは、この日の締め「磯おろしそば」。
涼やかなそばに、焼酎仕込みの深い旨味が不思議と寄り添い、心地よい余韻を残してくれた。

酒と肴が一つひとつの景色をつくり、最後のそばでその時が静かに閉じられる。
今日もごちそうさまでした。

■住よし
053-452-7897
静岡県浜松市中央区海老塚2-17-26

コメント

タイトルとURLをコピーしました