遠くとも一度は参れ善光寺のお戒壇巡りで死と生を疑似体験

遠くとも一度は参れ善光寺・・・江戸時代から人々の間で語り継がれてきた言葉。
一度でもいいから善光寺でお参りをすれば、極楽往生が約束される、と古くから信じられている。

瑠璃壇の下にある真っ暗な回廊を手探りで進む お戒壇巡り をすると、それは死の疑似体験であり生まれ変わることだといわれている。さらに、極楽の錠前をたっぷり触ったので極楽往生確定。

さて・・・・

仁王門
向かって左に「阿形像」、右に「吽形像」
一般的な配置と逆になっている。

六地蔵は、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人、天の6つの世界で人々を救ってくださる菩薩さま。

重要文化財に指定されている山門。
楼上に掲げられた「善光寺」の額は「鳩字の額」ともいわれ、3文字の中に鳩が5羽隠れてる。

大香炉から出る線香の煙を身体につけると、無病息災、病気平癒にご利益があると。

本堂内は撮影禁止
正面を入ったところで皆が触っている、びんずる尊者像。
自分の患部と同じところを撫でると治るという信仰があり、参拝者に撫でられてつるつるになっているなんと、ミシュランの3つ星。

お戒壇巡りで、極楽の錠前を触りまくって来た、これで極楽往生確定。

本藤東側の階段の下の柱がねじれている。
これは本堂再建の際、木が自然とねじれてくることを計算して、柱と礎石の柱座の位置をずらして建てたもの。

経蔵
仏教経典を網羅した「一切経」が収められてる。堂内にある八角の輪蔵の腕木を押し回すと、「一切経」をすべて読んだのと同じ功徳が得られるのだと。

善光寺には、大奥の名だたる女性たちが祭られている

日本忠霊殿
戊辰戦争から第二次世界大戦まで、戦没者の英霊を祀る唯一の仏式による霊廟

しだれ桜が絵になる。

仏足跡
お釈迦様の足裏を石に刻んだもの。

宗教を問わないということも善光寺に多くの人々が集まる理由。

遠くとも一度は参れ善光寺

●善光寺
長野県長野市大字長野元善町491-イ

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