島根漁師の食文化 漁師の さばしゃぶ と益田の扶桑鶴を楽しむ麦穂

島根名物と言えば、出雲そば、宍道湖産大和しじみ、・・・

レアもの発見。
島根半島の漁師が食べる「さばしゃぶ」
これを食べたくて、大好きな地酒巡りもキャンセルした。

ぶりしゃぶは聞くけど、さばしゃぶは初めて。
文字通り、醤油ベースのダシにサバを「しゃぶしゃぶ」して食べる鍋料理。

元祖 漁師の鯖しゃぶにあせる地酒は、益田市の扶桑鶴( ̄¬ ̄*)じゅるぅ~

さて、お味は・・・・


別館にどうぞって。
それにしてもかなりの大箱だ。

 


座敷は半個室
すだれをおろすと、お料理などは障子を開けて届けてくれる。

 


コース料理がセットされている。

 


ビールが旨い!

 


付け出しの魚卵煮物
これがたまらん。

 


あご野焼きだと思って喜んでいたら、鳥だった。

 
 
赤天を追加オーダー
これが気に入った。

 


新鮮なお刺身は、イワシ、アジ、かんぱち、ヨコワ(マグロの幼魚)
漁師料理を名乗るだけあって美味しい。

 


茶碗蒸し

 


鳥からとポテトフライは、安定の旨さ。

 


さばしゃぶのタレは真っ黒。

古き良き時代の島根半島漁師たちは、冬場しけの日は漁師小屋に集まり火をおこし、大きな鍋に玉ねぎのぶつ切り、醤油、酒の入った鍋を沸かし、皮付きのままのサバを薄切りにて軽く煮てそれをつまみに酒を酌み交わし談笑していたとのこと。

 

 


タレに火を入れて、あわせる日本酒を選ぶ。

 

 
そして選んだのがこれ。
島根県益田市の 扶桑鶴(ふそうづる) 。

 


新鮮な地元島根沖で採れる真鯖

 


甘めの醤油ダシが温まったら、きれいに盛られた皮付きのサバを15秒間ダシにくぐらせる。

なるほど、これは旨い。
こういう食べ方があったんだ。と、新たな発見に感謝する。

 


この酒、さばしゃぶに合い、キレがあってすっきり旨い。

 


〆はうどんすき

 


美味しさは分かるけど、タレが濃すぎて最後まで食べられなかった。

 


初めての鯖しゃぶごちそうさま。
松江に来なければ食べられない料理を堪能できた。

 

■漁師小屋「麦穂」
0852-67-2477
島根県松江市寺町188

漁師小屋「麦穂」海鮮・魚介 / 松江駅

夜総合点★★★☆☆ 3.4

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