特別な日だから、ずっと行ってみたかった天錦に予約を入れた。
カウンター越しに眺めるのは、油の状態を見極めながら一品ずつ揚げていく職人技。
音や香りまでごちそうになる、天錦の天ぷらコース。
軽やかな衣をまとった熱々の天ぷら( ̄¬ ̄*)じゅるぅ~

口へ運ぶと衣が軽くほどけ、続いて大葉のさわやかな香りが広がる。

18時の予約に滑り込みセーフ。

どんな天ぷらが登場するのか、札を眺めながら待つのも楽しい。食事だけではなく、店の歴史や人柄まで感じさせる。おっ・・・あの転技の栓抜き欲しいな。

天錦の魅力は、職人の仕事をすぐ近くで眺められること。
初代の名人技に見とれてしまう。

とうもろこしも甘くて美味しい。

冷たいビールの泡と、熱々の天ぷらは相性抜群。
天ぷらを一口、続いてビールを一口。衣の香ばしさを楽しんだあと、口の中がすっと軽くなる。

これ、イカを包んであげてあった。

ハゼの天ぷら

カニ身の天ぷら

たぶん、子持ちシイタケ。めちゃくちゃ美味しい。

名物と言えば、卵の黄身の天ぷら。目の前で見る油に手を突っ込み揚げる職人技に感動。
衣が付いていれば熱くないって。

ビールを2本飲んでから、浜松の地酒「花の舞 吟醸酒」。
すっきりとした飲み口の日本酒は、天ぷらの風味を邪魔せず、次の一品へつないでくれる。
冷えた酒を少しずつ飲みながら、揚げ場の所作を眺める最高の時間。

飲みすぎないでよ!と、温かい言葉。
目の前で揚がり、すぐに差し出される天ぷら。その熱さも音も香りも含めて、天錦のごちそう。
職人芸にうっとりしながら、揚げたての天ぷらと酒を楽むことができた。


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