明治時代の焼き方に逆戻り古きを訪ね新しきを知る壺やきいも

焼いも屋の歴史を調べると、江戸時代には かまど焼き、明治に入ると美味しく焼ける壺焼きが流行。その後、戦後には揺れるリヤカーで使いやすいようにと、石焼き芋が主流になった。

そして、再び壺焼きいもブームなのだから、まさしく時代は繰り返される。

じっくりと時間をかけて焼いた壺焼きいもは、濃密な甘さとしっとりとした食感が特徴。
炭と壺の遠赤外線でじっくりと焼き上げる壺やきいも( ̄¬ ̄*)じゅるぅ~

さて、お味は・・・・


熊本から取り寄せた紅はるか
サイズがバラバラだから、大きさによる焼き加減の違いを体験してみよう。

 

 


先ずは丁寧に洗う。

さつまいものデンプンが糊化(アミラーゼ)を始めるのは65〜75℃。
80℃を越えるとアミラーゼは働かなくなってしまうらしい。

その温度帯をキープしなければならない。

要は火加減だな。

 


三ケ日ミカンの木で作った炭は、意外と硬い。
みかんの木は、ウバメガシで作る備長炭に劣らないと言われているらしい。

ほぉ~、持続可能な地産地消でそろえるのも良いな。
ちょっと考えてみようっと。

 


さつまいものでんぷんが熱で糖化されるには40分かかる。
そこからどんどん甘くなるので、できるだけ時間をかけることに重点を置く。

慌てず急がず、じっくりと焼いて美味しく食べよう。

 


上下を入れ替える際に、芋の柔らかさが確認できる。

 


いろいろなサイズの芋も美味しく焼きあがった。

じっくりと焼きあげたあと、十分に休ませてあげるとさらに甘さが増す。

 


しっとりして、甘ぁ~~!
後引く甘さじゃなくて、すっきりした甘さ。

こりゃ旨い。

 


さすがに、一度には食べきれないので、冷凍してから食べてみる。
程よいくちどけの壺やきいもアイス

 


粗熱が取れたら冷凍すれば完成!
砂糖を使わないアイスが完成する。

まさに、絶品だよ(‾ー‾)ニヤリッ
なんか楽しいかも。

 


でも、目指す焼いもは、密がたっぷりのテカテカ焼いもなんだ。
ここの記事で実現できた。

こいつを実現するために、まだまだ焼いも焼こうっと。

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